〈ヨーロッパ〉1905〜1925年頃ルーマニアマクラメのアンティークハンドメイドレース (約　長さ36cm×幅26cm) [AM1188]

1905〜1925年頃に作られたハンドメイドのマクラメレースです。

1本の糸に見えるよう、つなぎの部分も糸を巻きつけて作られており、しっかりとした厚みのあるマクラメレースで、立体感があり編み目模様も凝った、とても素敵で美しいデザインです。

バテンレースと同じように空間を繋いて作られるマクラメレースは、お花の花びらやリーフの空間を繋ぐ糸の模様が美しくとってもエレガントなので、見ていて飽きない、ずっと眺めていたくなるレースです♪

気が遠くなるほどの手仕事の繰り返しで、時間をかけて作られたハンドメイドの温かみが感じられるレースです。

アラビア語で組紐やふさの意味をもつマクラメは、糸を指先で結び合わせて作る編みの一種で、古代バビロニアやアッシリアの遺物にも彫られている、もっとも古くから伝わるレース技法の一つです。

18世紀産業革命でレースの機械化が進む中、ルーマニアマクラメは、ヨーロッパの他国で流行していたさまざまな手法を取り入れ、世代から世代へ伝えられてきたレースだなんて素敵ですね。

応用や素材、色彩などによって平面のもの、立体のものがあり、ルーマニアを含めバルカンや東欧で見られるとっても珍しい手編みのレースです。

お色はホワイトで空間を繋ぐ糸は薄いアイボリーになります。
洗濯をしても縮まない優れもののレースなのも嬉しいですね。
当店でクリーニングいたしました。

サイズ
約　長さ36cm×幅26cm