【な】 アンティーク雑貨事典 一覧



ナッツクラッカー(Nut cracker)


先の部分にナッツや胡桃をはさんで、砕く道具です。

ナッツが転がらないよう、デザインされていたり、かわいくてディスプレイしておくだけでも素敵ですね。








 



ナプキン(Napkin)


テーブルの上に綺麗に折り畳まれたナプキンや、ナプキンリングできれいにセッティングされたナプキンを見ると、わくわくしますね♪

ナプキンもカットワークや、フラワー刺繍、モノグラム刺繍されていたり、リネンやコットンなど種類もお色も様々ございますね。

テーブルクロスとお揃いのナプキンなども、とても素敵ですね♪
海外では、ナプキンの種類がとっても多くて、見ているだけで楽しいですね。





ナプキンリング(Napkin holders) 


ナプキンリングは、陶器やシルバー、木製のものまで色んな種類がございますね。

ナプキンをかわいく見せてくれるナプキンリングは、テーブルもグッと華やかになりますね。





軟質磁器(なんしつじき)


軟質磁器は、1200℃前後の低温で焼成され透光性に優れています。

硬さが低い(軟らかい)ものでフリット質を多く含むので透明性が高いです。

16世紀末からフランスやベルギーでつくられたフリット磁器や、19世紀以降に仏蘭西で作られたセーヴル磁器、イギリスのボーンチャイナも軟質磁器になります。

ボーンチャイナは18世紀半ばに、イギリスのボウ窯が、動物の骨灰を利用して作ることに成功しまし、優しい風合いのボーンチャイナが開発されました。

そして、1770年陶芸家のジョサイヤ・スポード氏が創業したイギリスの陶磁器メーカー『スポード(SPODE)』が、まだ未完成だったボーンチャイナの質を向上させ完成させました。

また陶器よりも硬く透明感があり、薄手に作れるので軽く、日常使いに向く特徴を持っているのがボーンチャイナです。

フリット磁器(ガラス質)は、白土、白砂、フリット(Frit)という一種のガラス、それにワインの堆積物に塩を加えて焼成された磁器です。

硬質磁器は、陶磁器のことをいいます。カオリンなどの岩石の粉を水で練って形をつくり、1000℃~1400℃の高温で焼いたもので、白く澄んだ音がします。





NAO


NAOはスペイン・バレンシアのフィギュリンブランドで、本家リヤドロの姉妹ブランドです。

絵画、陶芸、彫刻を学んだリャドロ家の三兄弟が作る陶器が人気を博し、1955年にバレンシアで販売専門店を構えました。

1956年にはフィギュリン(磁器人形)の製作を開始します。1968年には姉妹ブランドNAOが創設されました。

キュートで親しみやすい高品質な作品を作り続けています。作品はすべてバレンシアの工房で専門のアーティストによって、ひとつひとつ手作りで心をこめて仕上げられたポーセリン(磁器)です。

1993年には、フェリペ皇太子賞国際化部門を受賞し1997年、2002年も受賞しています。

ロシアのエルミタージュ美術館、ベルギー王立美術館などに所蔵された国際的に有名なブランドです。





ノベルティーグッズ(Novelty Goods)


ノベルティーグッズは広告や宣伝の、販売促進用のアイテムです。
英語でノベルティーは、目新しいもの、新奇なものという意味です。

レトロなキャラクターグッズには、アニメやテレビのキャラクターと企業のメーカーのイメージキャラクターがあり、どちらもコレクターグッズとして、多くのファンがいます。

特に、企業のキャラクターグッズは、販売促進用のノベルティーが多く、個数が限られているうえ、時期やエリアによってデザインや色が違ったりと、コレクターの心を刺激します。

マクドナルドのドナルドやイギリスの製粉会社のフレッドくん、フランスのミシュラン社のビバンダムなどは企業のキャラの域を超えて、世界的に有名で非コレクターの間でも人気です。

フレッドくんの本名は、フレッド・フラワー。イギリスの製粉メーカー、ホームプライド社のキャラクターで、1964年にCMに初登場しました。

OXO(オクソー)は1910年に設立された会社です。この独特なロゴと色でノベルティーグッズは常に人気で、OXOのマグカップのノベルティーグッズがあります。

またボブリルのノベルティーでも、マグカップが出されています。





ノリタケ(NORITAKE)


誕生してから100年以上の歳月が流れたノリタケは、古いものはオールドノリタケ海外ではEARLY NORITAKEと呼ばれています。

明治の鎖国を解いたばかりの日本で江戸時代に馬具商を営んでいた森村市左衛門が、弟の森村豊をニューヨークに派遣して「MORIMURA BROTHERS(モリムラブラザーズ)」という輸入雑貨店を開業し日本の陶磁器やお土産を販売します。

そして事業拡大のため、洋食器の研究をし、ようやく日本で「SEDAN」というディナーセットが完成しアメリカ向けに販売します。

「ファンシーウェア」と呼ばれる大量生産のアールデコ製品を作り、第一次世界大戦後の好景気にわいたアメリカ市場に向けてデザインしたものが大ヒットしました。

初期のオールドノリタケは、アールヌーボーの影響を受けた複雑な曲線を持ったフォルムに、多彩な色や金彩で精巧に作られています。

日本の染色や漆器,七宝焼きの伝統技術が取り入れら様々な技法を使った芸術作品がたくさんあります。

アメリカでは、オールドノリタケコレクターズクラブも組織化され、とても人気です。 ノリタケのバックスタンプ月桂冠RCのマークは、1914年頃〜1950年頃のお品です。