コスチュームジュエリーの歴史 & ジュエリーブランドサイン集 A~Z、数字
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<T>コスチュームジュエリーブランド&ジュエリーサイン集
Tennis bracelet(テニスブレスレット)
1987年アメリカのテニスプレーヤ、クリス・エバートさんが、試合中に細めでた
くさんのストーンが
あしらわれたブレスレットを付けていたのがきっかけでテニスブレスレットと呼ぶようになりました。
ダイヤや、ラインストーンなど、種類もデザインも多いですね。
テニスブスレットは、キラキラしていて細く華奢で綺麗ですね。
Tortolani(トートラニ) 1950年~76年
Tortolani(トートラニ)は、ファインジュエリーの歴史深いイタリアのデザイナーが製作する、イタリアン・デザインです。
イタリア人、フランシスコ・トートラニが設立しました。
トートラニは1960年から76年にかけて人気を集めたブランドです。
工房の製作技術はハイレベルで美しい三次元の造形、手作業によるゴールド、シルバーのメッキし仕上げが特徴です。
オールメタルで特にアンティーク風シルバートーンのコスチュームジュエリーを多く製作しましたが、アクセントにフェイクパールやラインストーンを使ったものもあり、その独特の風合いが印象的です。
サイン:筆記体で【Tortolani】【© Tortolani】は初期のモデルです。
【Tortolani ©】は比較的新しいです。
リロイド・クルスフィールドがデザインした【TOROTOLANI Crislu ©】もございます。
フランシスコ・トートラニはトートラニを閉じてすぐ、コリーナというブランドを70歳にして新しく作りました。
Trifari(トリファリ) 1918年~
Trifari(トリファリ)は、イタリアのナポリの工房から始まったギュスターヴォ・トリファリ
(Gustav・Trifari)は、デザイナーとしてニューヨークで働いた後、1910年に叔父と
Trifari& Trifariを設立します。
当時はシルバーヘアーアクセサリーを作る会社でした。
当時女性たちは髪が長かったこともあり、ヘアーアクセサリーは必須でした。
1917年には、レオ・クラスマン(Leo・Krussman)が経営として加わり 、1925年に
Carl Fishel(カール・フィッシェル)が営業を担当し、ニューヨークの5番街に
Trifari Krussman and Fishelを設立しました。
1930年には、宝石で有名なカルティエやヴァン クリフ&アペルのデザイナーだった、アルフレッド・
フィリップがチーフデザイナーに加わり、本物の宝石をデザインしていた経験を活かし1968年まで貢
献しました。
1950年にアイゼンハワー大統領夫人にジュエリーを制作したり、イギリスのエリザベス女王即位記念
のジュエリーを手がけ人気を博しました。
コスチュームジュエリーの草分け的存在だったトリファリはファインジュエリーを超えた『ラインス
トーンの王者』といわれております。
サイン:トリファリには多彩なサインがあります。
初期のものは1920年から【jeweis by Trifari】を使用しております。
35年からは3人の創業者(Leo Krussman ,Gustav Trifari,Carl Fishel)の頭文字をとって、ブ
ロック体の【KTF】です。
37年からブロック体の【TRIFARI】です。
Tの上に王冠マークが付くものが使われるようになったのは40年からです。
また、コピーライトの記号©のマークがつくのは55年からになります。
75年から幾度も買収され、今はリズ・クレイボーンの傘下になっております。
Toledo(トレド細工)
スペイントレド細工は象嵌(ぞうがん、象眼とも)と言われる工芸技法のひとつです。
世界的に有名で伝統を持つトレド細工は、とても繊細で美しい模様が特徴ですね。
象は「かたどる」、嵌は「はめる」と言う意味がございます。
象嵌本来の意味は、一つの素材に異質の素材を嵌め込むと言う意味で金工象嵌、木工象嵌、陶象嵌等がございます。
その中の金工象嵌は、シリアのダマスカスで生まれ、シルクロード経由で飛鳥時代に日本に伝わったとされています。
素材としては金属だけではなく、彩色した木材や骨片、貝殻、陶磁器なども用いられる