コスチュームジュエリーの歴史 & ジュエリーブランドサイン集 A~Z、数字
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<K>コスチュームジュエリーブランド&ジュエリーサイン集
KJL(ケー・ジェイ・エル) 1963年~
KJL(ケー・ジェイ・エル)は、アメリカ・デトロイト生まれのケネス・ジェイ・レインのブランドです。
ハリウッド黄金期の女優たちに愛されたブランドです。
1950年代半ばに『ヴォーグ』誌の名物編集者ブリーランドに見込まれ美術部で活躍しました。
ディオールのラインストーンのついた靴のデザインを手がけた後、63年にコスチュームジュエリーの、デザイナーとしてKJLを設立しました。
ギリシャ・ローマからルネッサンス、アジアなどの伝統的なスタイルを想いを得たデザインで、女優だけでなく王室、大統領夫人にも顧客が多い。
サイン:【K.J.L】やc が真ん中に入っている【KEN-NETH c LANE】は、1960年~70年代の初期モデルで、コレクターズアイテムになっております。
©が横に入っている【cKENNETHLANE】は90年代のサイン。
【KENNETH JAY LAE】は70年~80年代【KJL】も90年代のもの。
Kramer(クレイマー) 1943~1970年後半
ニューヨークで設立されたクチュールメゾンを彩ったブランドです。
クレイマーは1943年、ルイス・クレイマーと二人の兄弟がニューヨークで創業し
ました。
ボリュームたっぷりなラインストーン使いが特徴です。
青や赤、トパーズのような鮮やかな色のラインストーンのジュエリーや動物モ
チーフを制作しています。
40年~50年代は、ルイス自身がデザインしたもので、コレクターの間では、この
時期が特に評価されております。
コロのように幅広い価格ラインを設定して他より安く買えるものもありました。
一方ディオールアメリカ法人のための制作もしており、【Di-or by Kramer】 などと、自社名も刻まれております。
サイン:【KRAMER N.Y.】のサインやグレーのメタルは1940年代から50年代初頭に作られたという意味です。
レアなアイテムになります。
シンプルな【KRAMER】は後期のものになります。
40年~50年代は代表のルイ・クレイマー自身がデザインしていました。
50年代の高級ラインは筆記体で【THE Real Look】、通常のラインを【THE Diamond Look】と刻印し、タグを付けました。
50年~60年代にクリスチャン・ディオールから発注を受けたものは、【CHRISTIAN DIOR BY KRAMER】とサインしております。
アモラレリは同じ会社から出していた別のラインです。